ボードゲームの電子化について

UIの部分がほぼ完成しました。試しに1ゲームしてみたら、20分程度かかりました(ホンモノのボードゲームとして真剣に対戦したら60分程度かかるようです。)。ぼくが下手なのもありますが、結構時間がかかります。

ボードゲームゲームエンジンみたいなのを作るヒントにならないかと書いてみましたが、今のところ単なるオブジェクト指向設計になっているだけで、ボードゲーム独自のパターンとして抽出できそうな部分は見えてきませんでした。1つしかゲームを作っていないのだから、これは当たり前かもしれません。

ボードゲームをプログラムするのは、どこか書籍の電子化に通じるところがあると思いました。
いや、ただスペースを食わないということ、リソースの質(ゲームならコマの手触りとか、本なら開きやすいとか字の大きさとか)を調節するのが容易だということだけなんですが。

あとは、手先が不器用でも割とプレイ時間が長くなったりしない。正しくプログラムされている限り、ルールに従ってゲームするのが簡単。1人でもゲームの練習(ルールをおぼえる)ができる。ネット対戦できる。という点がプレイヤーとしては、デジタル化する利点のように思います。

作る側からすれば、ゲームをプログラムに落とすと、ゲームの選択肢の多さとか、戦略性とかを解析できる(ここはUI関係ない)。コマとかを実際に作る前にプレイした感覚がある程度分かる。ですかね。どう考えても、実際にコマを切り出したり、カードを印刷するよりプログラム上で作ったり壊したりする方が速くできると思うのです。あ、もしもゲームエンジンみたいなのがあればの話ですが(ぼくの場合はなくてもプログラムなら1週間くらいでできるでしょうけど、実際のモノを作るのはほぼ不可能です)。

実際にボードゲームをデザインしている方はどう作っているのか、気になるところです。