ボードゲームの電子化はボードゲームの売上を上げると思う

ボードゲームを購入する最大の障壁は対戦相手がいないことだと思います。ボードゲームをPCゲームに移植すれば、コンピュータが対戦相手になってくれます。オンラインゲームなら加えて、遠隔地にいるプレイヤーが対戦相手になってくれます。

じゃあ、一緒にいる人たちとワイワイ遊ぶにはどうすれば良いでしょうか?実はホンモノのボードゲームを買うのが一番楽しく遊べます。1台のPCでやるのは窮屈ですし、相手の手札が見えてはゲームを台無しにします(完全情報ゲームなら別ですが、そういうボードゲームは少数)。じゃあ、人数分のPCを用意して通信対戦してはどうでしょうか。

確かに対戦できますが、実際のカードやサイコロやなんやら使った方がコミュニケーションがスムーズになることは間違いありません。というわけで、PCゲームは一人から始められるため、ゲーム人口を増やし、増えたゲーム人口は友達同士でゲームを遊ぶ機会を増やし、ボードゲームを購入する機会を増やすわけです。あー、あとPCゲームはチュートリアルを作ることができます。将棋なら、小さな盤面から始めたり、コマを外したりした状態で小さな課題をクリアしながらゲームのルールをおぼえさせるということです。

前例としては、シンペイがあります。シンペイは公式にFlashゲームを公開しています。これでルールをおぼえたら、ホンモノを買ってみんなで遊んでねということでしょう。